【FX入門編】ファンダメンタル分析とは?|FX初心者の入門講座inゼロはじ
FXでの取引を行う際に、「分析」は必要不可欠です。FXでのトレードを有利に進め、利益を積み重ね続けるためには、トレーダー皆が様々な分析を行い、トレードを行っています。
その分析を大きく2つに分けると、
「ファンダメンタル分析」
「テクニカル分析」
に分けることができます。
ここでは、「ファンダメンタル分析」とは何か?どのように分析を行うことが最適であるかについてご紹介します!
ファンダメンタルとは?
ファンダメンタルとはそもそも、どういう意味かというと「経済的な指標」という意味になります。
指標というと「どういう意味?」とさらに疑問に思われるかもしれませんが、簡単に「目印」と考えていただければ大丈夫です!
では、経済的な指標(目印)とはどのようなことを指すかというと、世界的な経済面での成長、それに伴う発表、各々の企業の業績等が挙げられます。
もっと簡単に、「経済的な何かしらの発表」と考えていただいても構いません。
つまり、ファンダメンタル分析とは、経済的な発表に対して為替相場が今後どのように変動するかを推測する分析になります。
一応参考程度ですが、ファンダメンタル分析と同時にテクニカル分析を用いられるのですが、このテクニカル分析は、過去のチャートを見て現状から今後の未来の相場の変動を読み解くというものになります。
また、テクニカル分析に用いられるものに「インジケータ」というものがあります。
どう向き合うか
ファンダメンタルとは、経済的な発表と表現しましたが、FXトレードを行う上で、どのように相場変動を読み解くかが非常に重要になります。
ファンダメンタルに対するFXの考え方として、その発表が価格に影響を及ぼすものであるか、もし影響を及ぼす可能性があるとすれば、ポジティブ・ネガティブな情報であるかということに関して分析・考察する必要があります。
ある通貨にとってポジティブな情報であれば、その通貨の希少価値は高まり、必然と価格も上昇することが見込まれます。
また、その逆でネガティブな情報であれば、通貨の希少価値の減少に従い、価格も降下していきます。
この例として、例えば日本円の価値について考えます。
日本の総理大臣が他国よりもある分野での業績が不振であることを発表したとすると、世界的にみても日本・日本円の希少価値は減少してしまいます。
これは、日本円にとってネガティブな情報が発表・周知されてしまったからです。
このように、FXでは世界中の通貨を扱うことができるため、各国の経済的な指標(目印)が、その国にとってポジティブであるか、ネガティブであるかを考察し、価格への影響について分析を行います。
これがファンダメンタル分析というものです!
ここで、気をつけなければいけないのは、ファンダメンタル分析にはメリットもあればデメリットも存在することです。
メリット
ファンダメンタル分析のメリットとして、 一度、ポジティブ・ネガティブな発表がなされ、価格の方向トレンドが安定している際は、長期的にトレンド継続が見込まれるということです。
仮に、大きな発表がされた後、トレンドが安定しているなら、その大きな発表を超えるような経済的指標がなければトレンドの継続が見込まれます。
つまり「長期的な目線で大幅に利益を得ることが可能」となります!
デメリット
ファンダメンタル分析のデメリットとして、それなりに経済的に大きなポジティブ・ネガティブな発表が何度も発表された時、為替相場の上下運動が激しくなるため、トレードで利益を得ることが困難になるということです。
1週間に1度程度の大きな発表なら、まだ対応することができますが、1日に複数回発表されることもあります!(コロナ流行の当初は悲惨でした…)
そのため、その発表が多くされるような経済状況等の際には、いつも以上に注意して情報を収集し、トレードを行う必要があります。
経済的な指標
そもそも、経済指標についての情報はどこで採取すればいいのか?という質問をよく受けますので、私が実際に使用しているサイトをご紹介します!
「ザイFX!-初心者必見のFX総合情報サイトさん」が毎日更新している下のページで、指標のレベルや指標の発生時間等を見ることができます!
この指標を参考に、指標レベルが高いから少し様子を見よう!大きく動きそうだから、トレンドを確認してから便乗してトレードしよう!という様々な戦略を立てることができます!
ぜひこちらをご活用ください!
まとめ
ファンダメンタル分析まとめ
・経済的な指標(目印)を確認
・価格に対する価値について考察
・経済的指標が多く出る時は注意!