【FX初心者必見】デッドクロスとは？FXチャートに移動平均線を用いたデッドクロスの考え方｜FX初心者の入門講座inゼロはじ
移動平均線を見ていると、短期線が長期線にクロスすることが多々あります！
このクロスには主に「ゴールデンクロス」、「デッドクロス」が当てはまり、ゴールデンクロス時は上昇トレンド、デッドクロスは下降トレンドに転換を示唆します！
ゴールデンクロスについての意味や考え方、見方はこちらの記事でご紹介していますので、もしよければ参考にしてください！
ここでは、「デッドクロス」の意味や移動平均線の見方を説明します！
デッドクロスとは
デッドクロスは上の図のように、短期線が長期線を下向きに価格が動きクロスすることを指します！
逆をいうと、短期線が長期戦を上向きにクロスするときはゴールデンクロスと言います！
この下向きにクロスするデッドクロスの名前の由来としては、「価格暴落＝死んだ」⇒「デッドクロス」と名前が付いたという定説があります！
しかし、価格は暴落・下落してもFXの世界では下向き（売り）方向にエントリー（購入）することができますので、決して本当の世界で死ぬといったことはありません。（資金ショートはここでは関係なしです）
デッドクロスの考え方
ゴールデンクロスもデッドクロスもトレンド転換時に発生しやすいクロスとなっており、このクロスを見極める能力が向上すれば、実際のFXトレードでも、単純に転換時の価格～転換トレンドの終わりまでの価格幅をとることができるので、相当な勝ち分になります！
実際にプロのトレーダーもこのゴールデンクロス、デッドクロスは常に意識していますし、見極める能力もピカイチです！
では、その見極める能力はどこでつければいいかということですが、
「FXチャートとひたすらにらめっこ」
これしかないと思っています！
短期線が何°の角度で下向きにクロスすればデッドクロスだ！とか、そうではない等の判断は「慣れ」がものをいう世界になってきます！
あとは、過去の値動きをみて、デッドクロスを探し、どれぐらいの角度で長期線へクロスしているか調べるのも有効な手段です！
「慣れ」とはいいましたが、デッドクロスを見極めるのに、それほど時間を要しないと私は思っています！
ゴールデンクロスのこちらの記事でも説明しましたが、↓
短期線が長期線にクロスする角度が直角に近づくほど、相場の力は相当強いので、転換後のトレンドも継続性に優れます！
つまり、短期線のクロス角が甘いなと感じているのに、デッドクロスだと過信してしまうのは危険ということです！
しかしながら、角度が大きいほど期待度も上がるので「まあ、これぐらいの角度があればデッドクロスが確定するだろう」と徐々にわかってきます！
この少しの成長がFXでは勝率の向上を招き、自身のモチベーション向上にも繋がるので積極的にチャートを眺めて勉強することもおすすめします！
デッドクロスの注意点
先ほど、短期線が長期線にクロスする際に角度が甘い場合は注意が必要と言いましたが、本当に注意した方がいいです！
それは、角度が甘ければ「だまし」といって、大口投資家（桁違いのお金を投資しているプロ）がデッドクロスを確定する時間に合わせて多額のお金を使って、直前になってデッドクロスを完成させないように動かしたり等の事例がいくつもあります！
デッドクロスが確定するだろうから売り（下方向）でエントリー（購入）しようと思っても、ちょっと待ってください！
まず、そこで一度立ち止まり、角度が信頼できそうなものか一度自分に問い詰めてください！それでも大丈夫と経験から自身で判断できたら、エントリーすればいいと思います！
しかし、トレンド転換は確定すれば、案外継続しますので、ゴールデンクロス、デッドクロスがしっかりと確定するのを見届けてからエントリーする方が安全と言えるでしょう！
まとめ
デッドクロスまとめ
・短期線から長期線へ下向きクロス
・だましには要注意
・デッドクロスが確定してからでも遅くない
