【FX入門編】リスクヘッジとは?FX初心者が行うべきリスクヘッジについて|FX初心者の入門講座inゼロはじ
あなたは「リスクヘッジ」という言葉を知っていますか?最近、ビジネス業界等でもビジネス用語として使用されています。
結論からお話しすると、リスクヘッジは
「起こりうる危険(リスク)に対しての対策を考え、行動する」
というものになります!
このリスクヘッジですが、FXの世界でも使用されており、「リスクヘッジをすることは大切」とトレーダーも肝においています!
ここでは、このFXにおけるリスクヘッジとは何か?ということについて徹底解説を行っていきます!
リスクヘッジとは?
リスクヘッジとは何だろう…という疑問をお持ちの方は異常に多いです!
この記事を読んで、リスクヘッジの意味・考え方を理解してもらえればもう完璧です!
冒頭でも少し触れましたが、リスクヘッジの意味は
「起こりうる危険(リスク)に対しての対策を考え、行動する」
ということになります。
身近なリスクの例で例えると、歩行者の信号が赤なのに横断するということです。
歩行者用信号が赤なのに横断するという行為に対して
・車に轢かれる
・交通違反となる
・最悪の場合、死亡する
この3つのリスクが考えられます。(まだまだありますが…)
道路を歩いていると、信号を守らずに横断している人は非常に多いですね。しかし、何気なく行っているこの行為には、多大なる危険(リスク)が存在しているということも認識しておく必要があるのです。
ある行為を行うだけで、死亡する危険(リスク)があるというのは相当恐ろしいです。
それでは、この事例のリスクヘッジについて考えてみましょう!
まず、第一に考えられる危険(リスク)として、
①車に轢かれる
②交通違反となる
③最悪の場合、死亡する
と先ほど、例を挙げました。
①、②、③のどれにも共通するリスクヘッジとしての対策方法は「信号を守る」ということに尽きますね!
ここでは「信号を守る」ということが「リスクヘッジ」ということになります!
このような感じで、
リスク :起こりうる危険
リスクヘッジ:リスクに対しての対策
というのがここでの、理解してほしい項目になります。大体のイメージはできましたか?
FXでのリスクヘッジとは?
ここでは、FXで起こりうるリスクに対して、どのようにリスクヘッジをするかについて説明します!
FXにおいてのリスクとは何でしょうか?一緒に考えていきましょう。
そもそも、FXをこれから始める・もうしているという方も共通して言えるのは「資金(お金)を少しでも増やそう」と思ってFXをされているのではないでしょうか?
そのため、FXにおける一番のリスクは「資金ショート(資金を失うこと)」であると考えます。
資金ショートについて↓
そもそも、勝ちたいからFXを始めているのに、資金を失っては根も葉もありません。資金ショートのためにFXをやめるという人は後を絶ちません。
ですから、このFXでの資金ショートは絶対に避けなければならないことなのです!
そもそも、資金ショートする理由は、簡単に言うと「高いロット数」でトレードするということが一番の要因です。
この要因を解決することがリスクヘッジということになります!つまり、ここでは高ロット数ではなく、小さなロット数でFX取引を行うことが最善の策と言えるでしょう!
ロスカットのリスク
FXではロスカットという言葉があります。ロスカットは証拠金維持率という「FX業者に預けているお金の維持率」が業者によって決まっている何%を切ると発生します!
A会社というロスカットが証拠金維持率の20%を切ったときに発動するFX業者で、資金3万円を使って、ドル円の買い(上方向)でエントリー(購入)したとします。
しかし、ドル円の価格はみるみる下落し、証拠金維持率が50、40…20%を切ったとします。その瞬間に強制的に決済されて、本来の資金3万円を失うという状態になります。
つまり、これが「資金ショート」というものですね!
先ほどの項目でも説明しましたが、資金ショートが発生する一番の要因としては「ロット数が高すぎる」ということが挙げられます。
このロスカットというリスクに対して、リスクヘッジは「ロット数を上げすぎない」ということが最適でしょう!
資金を失っては、そもそもFXを続けることができなくなりますので…
指標のリスク
最後にもう一つ、覚えておいてほしい「リスク」があります。
それは「経済指標」によるリスクです。
経済指標とは、株価や為替が大きく動くような、経済的なニュースや発表を意味します。
直近の例として、トランプ大統領のひとことで為替が大きく動くということが多々あります!
どれだけインジケータ等を用いたテクニカル分析(チャートを読み取る技術)の能力が優れていて、「絶対大丈夫」という場合でも、この経済指標が最も強いものになりますので、傾向とは全く別方向に、しかも大幅に動くということがよくあります。
その際に、よく発生しやすいのが「ロスカット」。ここでもロット数を低めに設定するということを学習することができます!
では、この経済指標という「リスク」に対して、どのように「リスクヘッジ」を行っていくかですが、「そもそもトレードしない」というのはFXで利益をとれないことにも繋がりますので、指標が出る時間には「様子を見る」ということが最適でしょう!
様子を見て、あまり為替の変動に影響がなければ、そのままトレードを続ければいいですし、大きく動きそうな場合は決済してしばらく待つか、大きく動く方向に便乗してトレードをするという選択肢があると思います!
そもそも、経済指標についての情報はどこで採取すればいいのか?という質問をよく受けますので、私が実際に使用しているサイトをご紹介します!
「ザイFX!-初心者必見のFX総合情報サイトさん」が毎日更新している下のページで、指標のレベルや指標の発生時間等を見ることができます!
この指標を参考に、指標レベルが高いから少し様子を見よう!大きく動きそうだから、トレンドを確認してから便乗してトレードしよう!という様々な戦略を立てることができます!
ぜひこちらをご活用ください!
まとめ
リスクヘッジのまとめ
・リスクヘッジはリスク対処法
・FXの最大のリスクは資金ショート
・ロスカットと経済指標には注意!